2013年4月28日日曜日

スター建築家物件、続々 - H&dM、N.フォスター、ザハ


マイアミではリーマン・ショックで多くの建設工事が中断していたらしいのですが、その後の人口増加と国外からの投資により、2013年の現在では建築ブームです。そんな中、小さな街にも関わらず、スターキテクト(Starchitect)と呼ばれる著名建築家にデザインを発注した物件が多くあり、数年後には現代建築ツアーができるようになっているかもしれません。建設予定地と併せていくつかご紹介。(2013年4月現在)

ペレス・アート・ミュージアム・マイアミ Perez Art Museum Miami (PAMM)
住所:Bicentennial Park
設計:ヘルツォーク&ド・ムーロン
竣工予定:まもなく、2013年12月
ダウンタウンの Miami Art Museumが移転、改名。設計はドイツW杯決勝地「アリアンツ・アレナ」、北京オリンピック「鳥の巣」国家体育場、プラダ青山店で知られるヘルツォーク&ド・ムーロンです。立地の海辺の公園バイセンティニアル・パークBicentennial Parkも一緒に整備され、2015年に科学博物館も移ってくる予定。

Perez Art Museum建設地(2013年4月撮影)

2013年4月23日火曜日

アール・デコ建築

マイアミ・ビーチ市はアール・デコ建築が豊富に残る街です。アール・デコとは、1925年にパリで開催された現代装飾美術・産業美術国際博覧会」(Exposition Internationale des Arts Décoratifs et Industriels Modernes → 略してアール・デコ Art Deco)から生まれた言葉で、当時はやったデザインを総称してそのように呼んでいたようです

古代エジプトや中米のアステカ遺跡などからインスピレーションを得つつ、その前の時代に人気のあったアール・ヌーボーの有機的なデザインとは異なり、直線的なデザイン、また当時産業に台頭しつつあったマシンの新しさ・スピードを反映した流線型のデザインが特徴です。(これらのソースは忘れました、ごめんなさい。Wikiはこちら http://ja.wikipedia.org/wiki/アール・デコ



アップルストアとスワロフスキー(リンカーン・ロード)

2013年4月22日月曜日

空港バス「Airport Flyer」マイアミ・ビーチ→空港

マイアミ・ビーチからマイアミ国際空港まで空港バス「マイアミ・ビーチ・エアポート・フライヤー( Miami Beach Airport Flyer)」で行ってみました。乗ってみたらサイン計画にやや難あり、分かりにくいこともあったのでメモ。空港からマイアミ・ビーチ方面路線は未体験。(※2013年4月現在。平日朝に利用)
追記:バス停の写真を追加しました(2013年5月)
空港から市内までの乗車体験はこちらをご覧ください(2013年5月)
http://bunkakeimiami.blogspot.com/2013/05/airport-flyer.html
追記2:2013年10月にエアポート・フライヤー、メトロバス、メトロレールの料金が改訂されました(2013年10月)

地理

ジョージア州など「南部」とよばれる地域よりさらに南にあるフロリダ州。マイアミはそのフロリダのほぼ南端に位置する都市です。年中暖い(暑い)亜熱帯気候。緯度でいえば石垣島と同じ。フロリダには古くから先住民が暮らし、スペインとイギリスが支配したのち、先住民との戦いを経てアメリカが手に入れ(奪い)ました。マイアミの町の建設は19世紀末です。




大きな地図で見る