2014年5月22日木曜日

小ネタ:パンナム航空


お洒落なロゴや制服、グッズのデザインでいまも知られるパンアメリカン航空(Pan American Airlines、通称パンナム)は、マイアミにも拠点を置いていました。

マイアミにパンナム航空があったのは、フロリダとキューバを結ぶ水上飛行機の航路開設がこの航空会社の始まりだったからです。アールデコ様式のマイアミ市庁舎(シティ・ホール)は、元はパンナム航空の建物で、ココナッツ・グローブ地区にあります。

Miami City Hall (Wikipedia)
3500 Pan American Drive, Miami, Florida 33133

パンナムロゴを取り入れたファッションアイテム
マイアミ周辺には小さな空港がたくさんあり、パイロット養成など航空関連産業が盛んなようです。パンナム航空は1991年に破産しデルタ航空などに売却されましたが、その名を引き継いだ航空学校「パンナム・インターナショナル・フライト・アカデミー」がマイアミに残りました。ウェブサイトを見ると、いまでも昔の名残があるロゴ(やや斜体化)を使っていることが分かります。2013年、全日空が同社を買収しました。

ANA、米パイロット訓練会社を買収(日経新聞、2013年7月30日)

PanAm International Flight Academy

マイアミ国際空港。パイロット養成学校は空港に隣接する敷地にある

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